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【965日連続ブログ更新中】ウラをかくピッチング

2021.07.29
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です



ウラをかくピッチング

野球には、頭脳派ピッチャーとか、上手い投球をするピッチャーとか言われるピッチャーがいます。

これは、具体的にどんなピッチャーを指すのでしょうか。

僕が一言で言うのならば、


バッターの考えていないことをできるピッチャー


と表現するでしょう。

このことももう少しかみ砕いて話しますと、


バッターの考えていることと逆のことをする

バッターが全く考えていないようなことをする

バッターに考える隙を与えない


などができるピッチャーだと思っています。

野球は、ピッチャーが1球1球投げるのに当たり時間が空きます。

この空いた時間でいろんなことを考えることができます。

バッターで言いますと、次の投球はストレートが来そうだからストレートを狙おうだとか、アウトコースに来そうだからアウトコースに狙いを定めようと言ったぐあいです。

人間の面白い特徴として、ものごとを事前に予測しているとそれに対して対応(対処)しやすくなるということです。

例えば、140キロ台のストレートを連発するピッチャーが居るとしても、事前に次はアウトコースのストレートが来ると予測(ヨミ)して打ちにいき予想が当たれば案外打てるものです。

ところが、自分の考えがまとまらない間に投げ込まれたりすると、手が出なくてバットを振れなかったり中途半端なスイングにもなりかねません。

このように、バッター心理のウラをつき狙いを定ませない投球をしたり、バッターに考えさせる時間を与えないようにテンポよく投げ込むピッチャーもいます。

つまり、バッターに頭の準備をさせないってことです。

このように、意図的に行っているピッチャーのことを頭脳派ピッチャーとか上手い投球をするピッチャーと呼びます。

人間の性だと思うのですが、ピッチャーは速いボールを投げるため努力をします。

しかし、その行為が全てバッターを打ち取ることに繋がる訳ではありません。

現在、自分の持っている力(スピード、コントロール、変化球、球質)を最大限に発揮することを考えても面白いかもしれません。

ピッチャーは、スピードガンコンテストではありませんので、自分の今持っている力でどうやってバッターを抑えられるのかを探求してほしいものです。



さあ野球やろうぜ!




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