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【912日連続ブログ更新中】いつのまにか

2021.06.04
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。




いつのまにか

アマチュア野球界ではそんなにいないかもしれませんんが、プロ野球界ではいつのまにか打てなくなったりする選手がいます。

しかも、長く活躍すればするほど、本当にいつのまにか打てなくなってしまうことが多々あります。

それも、劇的に衰えが見えるようになるわけでもなく、徐々に打撃成績が下降線をたどってしまうのです。

そこには何があるのでしょうか。

僕は、自分のプレーが徐々に衰えていくのを感じる前にプレイヤーを卒業しているので、いつのまにか打てなくなってしまったという経験をしたことがありません。

ですので、推測になりますが打てなくなるメカニズムを考えてみたいと思います。

まず、バッティングは何よりタイミングをとることが大切です。

では、そのタイミングはどのようにとっているのでしょうか。

そうです、自分の目から入る情報でタイミングをとっています。

そう考えると、目から入る情報とその情報による体の反応がこれまでと違ってくるとバッティングはすぐに調子を崩します。

どういうことかと言いますと、これまでの感覚だと真芯で捉えていたのに、芯で打つことができなくなると自分の中で❓❓が止まらなくなります。

それもそのはず、これまでこの感覚で成功してきたのにそれが通じなくなるのだから・・・

数字で表すと、ほんの数センチや0.01秒ほどの違いかと思いますが、その違い
がプロ野球の世界では生きるか死ぬかの分かれ道になるでしょうし。

これが、僕が推測する打てなくなるメカニズムです。

だからこそ、加齢とともに情報伝達スピードを鍛えたり、そもそもの筋肉量を落とさないようにトレーニングをするのでないかと考えます。

いずれにしても、プロ野球の世界は厳しい世界です。

人間が必ず向き合わなければならない老いとの戦いで生き抜くには、僕たちが知らないような苦労が山ほどあるのでしょうね。



さあ野球やろうぜ!