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【626日連続ブログ更新中】高校野球時代の謎のルール~独自の言葉2~
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です
今日の高校野球時代の謎のルールは
独自の言葉2です。
昨日は、他の高校のことを話しましたが今日は母校の言葉について話したいと思います。
僕の母校の野球部では、独自の言葉が存在しています。
みこよし
みこわる
ノイロ
~らしいがや
でら憂鬱だて~
何ですか?
天下
ツモッた
この言葉だけ聞くと、意味が分かるものもあれば分らないものもあるでしょう 笑
では、これらの言葉の一部について注目してみましょう。
まずは、「みこよし」と「みこわる」
みこよしは、先輩や監督から気に入られている人のことを指し、みこわるは気に入られてない人を指します。
このみこよしになるのかならないのかで、野球部生活が大きく変わってきます 笑
例えば、みこよしになると先輩からのおこぼれで休憩中や練習後にジュースが貰えたりします。
想像してみてください。
炎天下の中で練習をして飲料水を一滴も飲めないみこわると、たらふく水を飲めた上にジュースまで飲めるみこよしの違いを・・・ 笑
これくらいみこよしとみこわるの待遇には違いが出てきます 笑
因みに、僕はというと普通くらいの立場だったと自覚しています 笑
あと独自の言葉で伝えておきたいのが「ツモッた」です。
この「ツモッた」と言う言葉は、見つかってしまった!という意味です 笑
例えば、練習中下級生は飲料水を飲むことが禁じられていましたので(今みたいに熱中症などがあまり問題視されていなかったので)、トイレに行ってはこっそりと水を飲んでいました 笑
そのとき後方から
「はい、ツモッた!」
と、にこやかな顔と怒った顔の入り混じったような顔で先輩がそこに立っています 笑
ガーン!!!
まさに、その瞬間目の前が真っ暗になります 笑
そして、その日の練習後にはキツいお仕置きが待っています 笑
だからこそ、大人になってから麻雀をしていてもこの「ツモッた」と言う言葉にはいつも反応してしまいます 笑
これらの独自の言葉もいわゆる野球部の伝統なんですけど、いずれその伝統も変わりつつあります。
どれが良い伝統なのか悪い伝統なのかは分かりません 笑
ただ、大人になって振り返ってみると、理不尽なのかもしれませんがあの頃なりに一生懸命生きていたんだなと感じます。
しかし、大人になってからもたくさんルールの中で暮らさなければいけないのは同じです。
その中には、納得ができないルールもたくさんあります。
でも社会で生きていくためには、そういったことと共存していかなけれななりません。
独自の言葉が独自の世界観を作りあげているんだなと思うと、もっと言葉を大切に使っていかなければならないのかもしれませんね 笑
さあ野球やろうぜ!