ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です

 

 

 

 

野手の登板

 

先日、読売ジャイアンツの野手がピッチャーとして登板し話題に上がりました。

 

野手がピッチャーをする？

 

一見すると、野球を冒涜するなんて何事だ！と思う人も居るかもしれません。

 

でも、この方法はメジャーリーグではすっかりなじみの光景となっています。

 

日本人選手では、イチローさんや青木選手（現：ヤクルトスワローズ）がこの経験をしていますしね。

 

では、なぜ野手がピッチャーをしなければいけないのでしょうか？

 

それは、年間の試合数とピッチャーの登録数から考えると仕方がないことなのかもしれません。

 

プロ野球やメジャーリーグは、年間に１００何十試合が行われます。

 

そして、ピッチャーがベンチ入りできる人数も決まっています。

 

さらにいうと、試合はあちこちで行われています。

 

メジャーリーグでいうと、ほぼアメリカ全土で行われているため、移動の距離がハンパ無くあります。

 

簡単にいうと、かなりシーズン中は疲れます。

 

ですので、シーズン中は

 

いかに体を休めるか。

 

いかに疲れを抜くか。

 

ということが大切になってきます。

 

そんなこともあり、ある試合で大量得点差で負けていている場合に、他のピッチャーをつぎ込むことがこれからの長いシーズンを戦う上でメリットが無いと判断されたとき、野手がピッチャーとして起用されることがあります。

 

つまりピッチャーを休めたいときに野手がピッチャーとして登板します。

 

 

観る側の我々からすると、途中で諦めるなよと言いたくもなりますが、あくまで目標は年間を通じての成績になりますから、このような作戦も仕方がないのかも・・・

 

皆さんも、自分が監督になって優勝を目指すことを考えてみると、野手のピッチャー登板も少しは理解できるのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

さあ野球やろうぜ！

 

 

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