ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

 

 

インフィールドフライはインプレー

 

このことを、改めて教えてもらえるようなプレーが甲子園交流試合で起きました。

 

それは、昨日の中京大中京対智弁学園での試合のこと。

 

10回裏（タイブレーク）無死満塁の中京大中京の攻撃時に、セカンドフライを打ち上げ審判は『インフィールドフライ』を宣告しました。

 

インフィールドフライは、故意落球によるダブルプレーを防ぐためのルールなので、宣告後はバッターアウトになりインプレー（試合を止めないで続けること）となります。

 

この場面で、智弁学園のセカンドはフライをグラブに当てて弾いてしまい捕球できませんでした。

 

そして、インプレーですので三塁ランナーはつかさず本塁を陥れ、そのままサヨナラでゲームが成立しました。

 

この場面を観ていた父は

 

「中京は、よく野球を勉強している」

 

と一言つぶやきました。

 

本当にそのとおりだと思います。

 

三塁ランナーは、インフィールドフライを想定してセカンドがフライを捕球したら帰塁、フライを落としたら進塁しようと決めていたことが分かります。

 

野球をやる上で、野球を勉強していたからこそ出来た芸当だと思います。

 

一生に、何度も無いプレーを想定して野球に取り組む姿を見ていていると、地道な努力はいずれ報われると感じました。

 

 

昨日も、また一つ野球から学ばせてもらうことが出来ました。

 

 

 

さあ野球やろうぜ！

 

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