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【回答】キャッチャースボックスの後方ライン

2019.07.10
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

一昨日、全日本野球協会様に質問をさせていただきました「キャッチャースボックスの後方ラインのあり方」について、早速回答が届きましたのでご紹介させていただきます。

 

まずは、いつも速やかな対応をしてくださります全日本野球協会様にお礼を述べさせていただきます。

 

いつも速やかな対応をありがとうございます。

 

 

 

キャッチャースボックスの後方ラインについての回答は以下のとおりでした。

 

 

 

本来は省略せずに、区画線の表示のとおり描かなくてはならないもの。

 

何故かというと、公認野球規則5.02(a)に次のような規定があります。

 

「捕手は、ホームプレートの直後に位置しなければならない。」

 

とあり、一・三塁側のラインと同様にキャッチャースボックスの後方ラインが「ホームプレートの直後」を具体的に示したものになるからだそうです。

 

でも、こう明記されているにも関わらず、ほとんどの試合でこのラインは省略されているかのように見受けられますけどね 笑

 

また、余談ですが、キャッチャースボックスは1954年までは、一塁線及び三塁線を延長してできる底辺が16フィート、高さ8フィートの三角形だったそうです。

 

ところが、この大きさだとあまりに大きすぎてキャッチャーが端の方に構えると、バッターのバットが届かず野球の原点である「打って、走る」という本来の面白味を損なうことが問題となり、1955年からは現在の形になったそうです。

 

野球の原点はバッターに打たせることが大前提のスポーツでしたが、いつのまにかバッターに打たれないようにするスポーツに変化していったので不思議ですよね 笑

 

今度、野球を観るときに、キャッチャースボックスの後方ラインに注目してみると面白いかもしれませんね 笑

 

 

 

さあ野球やろうぜ!

 

 

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