ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です



年間3000球

昨日、こんな気になる野球の記事を目にしました。

オリックスの中嶋監督がエースの山本投手について、

「昨シーズンは、球数も年間3000球を超えて、11月終わりまで投げて休みの期間も短く急がすわけには絶対いかない。」

と言い、今シーズンの開幕投手について山本投手以外の投手を起用する可能性を言及しました。

そして、僕が特に気になったのが、プロ野球の監督で「年間3000球」という数字をメディアに口をしたのは初めてではないかということです。

よくプロ野球では、年間先発登板数（25～27試合）について触れることが多いです。

この数字は、年間の先発ローテーションをきっちり守った場合に達成される数字であり、だいたい中6日の登板間隔で1年間投げると達成する数字でもあります。

これまでは、どちらかという登板間隔（中5日又は中6日）の方に目が行き、先発投手の年間3000球という数字にはあまり注目が集まりませんでした。

注目が集まってもない割には、先発投手の1試合投球数は、100球又は5回が目安になってはいたので不思議な気もします。

日本では、先発投手が年間3000球を投げると警鐘を鳴らす風潮がありますが、メジャーリーグでは年間中4日が主流であり年間投球数が3000球を超える投手は珍しくありません。

メジャーリーグでは、先発ローテーションをきっちり守ると年間33～34試合に登板し、1試合を100球までで交代する考えがあるので、普通に計算しても年間3000球を超えることが基本となります。

ダルビッシュ有投手のように、球数の多さよりとにかく登板間隔の短さが投手に負担をかけると言っている方も見えますので、この話題はまだまだ今後も続きそうです。

話を戻しますが、今シーズン山本投手の活躍はどうなるのでしょうか。

メジャーリーグに興味がある山本投手ですので、移籍を考えるのなら年間3000球は基本路線としたいところですね。





さあ野球やろうぜ！

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