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【1406日連続ブログ更新中】鉄腕投手
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です
鉄腕投手
皆さんは、鉄腕と聞いて誰を思い出しますでしょうか。
通算登板数日本記録保持者の岩瀬仁紀さん
神様仏様稲尾様の稲尾和久さん
権藤権藤雨権藤の権藤博さん
鉄腕ぶりをいろいろな異名によって表現されているのは有名な話です。
岩瀬さんは1002試合に登板しましたが、先発したのはたった1回だけ。
稲尾さん756試合登板のうち先発が304試合
権藤さんは210試合登板のうち先発は131試合
そして鉄腕の種類にも2種類あり、岩瀬さんは長い年月をかけて毎年毎年投げたタイプですが、稲尾さんや権藤さんは短い期間にたくさん投げました。
岩瀬仁紀 実働19年 1002登板 985投球回 1年当たり51投球回
稲尾和久 実働14年 756登板 3599投球回 1年当たり257投球回
権藤博 実働5年 210登板 1136投球回 1年当たり227投球回
岩瀬さんは中継や抑えが役割であり、稲尾さんや権藤さんは先発や抑えと言った具合にとにかく投げまくった投手です。
どちらも素晴らしい鉄腕ぶりですが、特に稲尾さんや権藤さんのように毎年200投球回を越えるような投手は貴重過ぎます。
しかも、ずっと先発ローテーションで投げていたわけでも無く、チームの勝ち頭として毎日試合で投げられるようにスタンバイしてたと聞きますので驚くばかりです。
投手の分業制が確立されていなかった時代ですのでできた話だと思いますが、稲尾さんや権藤さんが先発ローテーションのみで投げていたらいったい何勝したのでしょうね。
いくら鉄腕と言われていても、稲尾さんは1964年に故障して1年間無勝利に終わってます。
また、権藤さんはプロ入り後3年間で175登板1011投球回を投げた影響により故障してしまい実働5年と言う短い投手人生でした。
長い年月をかけて毎年毎年多くの登板をする投手も、1年間で馬車馬のように投げまくる投手も鉄腕と呼ばれます。
プロ野球選手にとって野球を続けられることが、仕事があることを意味しますので故障なくいけるのにこしたことはありません。
でも、ひと昔前のプロ野球では、頼りにされたら任せとけと言わんばかりに投げまくりその後故障するケースが多々ありました。
かって鉄腕と呼ばれた投手たちに、今のプロ野球界で投げさせたかったと思うのは僕だけではないかと思います。
ケガなくいつまでも野球ができる
これが野球人にとって一番嬉しいことかもしれませんね。
さあ野球やろうぜ!
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