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金属バットを禁止するメリット
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
昨日のブログの続きになります。
話の流れを把握するために、先日のブログを読んでいただけると円滑に進むかと思います。
金属バットの出現により、多くの恩恵を受けたことには間違いありません。
しかし、その反面金属バットによるデメリットも存在しています。
では、そのデメリットについて触れてみたいと思います。個人的見解ですので、その辺りはご了承ください。
・ピッチャーの球数が増えた(芯に当たらなくても強い打球が飛ぶので、ストライクゾーンでの勝負がしにくくなった。)
・ピッチャーの球数が増え、球数制限が設けられるようになった(子供の身体を守るという意味では全部が悪いとは言えませんが、球数制限があるため野球が変わったのは事実です。)
・ストライクゾーンで勝負ができなくなると、ボール球を頻繁に使い試合が長くなる。
・試合が長くなると、熱中症問題にも影響を及ぼす。
・金属バットは折れないため、芯で打たないときの衝撃は全部選手の身体に吸収されてしまう(最近手首をサポートする器具が増えているような)
・芯で打たなくても強い打球が打てるので、バッティング技術が向上しにくい(U-18などの国際大会でもその影響は顕著に表れています。また、高卒でプロ入りした野手がまず苦しむのが、この部分ではないのでしょうか)
・大味な試合が多くなってきた(逆をいうと、エキサイティングな試合が多くなってきたと言えますが、イチローさんもこのことを嘆いているコメントを発表しています。)
いくつか列記させていただきましたが、全部は納得できないかと思います。
メリットがあればデメリットもあることは必然だと思いますが、では金属バットを禁止した場合はどのようにすれば良いのでしょうか。
木製バットは、芯を外して打つことにより折れたりすることがあります。
そのことから、経済的に負担が大きいという理由もあり、高校野球では金属バットの導入を決めました。
この経済的負担を解消できれば、1つの問題を解決できます。
僕は、この問題を解決するにあたり竹バット等の使用を認めてみるのはどうかと考えます。
竹バットは、木製バットより安価で製造でき、原材料の木材(アオダモ、メープル、ホワイトアッシュ)よりも入手が容易です。
アオダモは、バットとして使用できるまでに約70年間かかると言います。
それにひきかえ竹の成長は恐ろしく早いです。
1日で1m伸びたケースもあるほどです。
逆をいうと、竹林被害で困っている地域もあるみたいです。
竹バットが世の中に浸透していけばいくほど、安価(金属バットの約3分の1の価格)で身体に優しく、しかも環境にも優しいのでエコな商品だと思いますけどね。
野球界では、エコ商品が少ないので環境のことも考えるとベストなんじゃないかなと妄想にふけってみました。
でも実際、芯で打つ練習には竹バットが最適だと思うんですけどね 笑
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