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数字のマジック
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
昨今、野球界にも数字を使った指導方法が多く見られるようになりました。
古くは、ピッチャーの投球速度を測るスピードガンや肩の強さを表す遠投の距離、打者ランナーとして1塁ベースまでの到達タイムなどが重宝されていました。
しかし、現在ではメジャーリーグで採用されているスタットキャストの存在により、野球がより科学化されてきました。
スタットキャスト
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日本でも、このシステムを導入している球団もあり、各選手の凄さが数字などによって具体的に表せるようになりました。
いろいろな数字がありますけど、その中でもピッチャーの投球回転数はかなり注目されていますよね。
元中日ドラゴンズの山本昌さんなどは、その回転数によって厳しいプロ野球を生き抜いてこれたうちの一人です。
けっして速くはないストレートですが、回転数が多いために初速と終速の変化があまりなく、バッターとして凄く伸びてくるためにかなり打ちづらい状態になります。
これまでの野球界では、ピッチャーに関してスピードばかりに注目していましたが、球が遅くてもなかなか打たれないピッチャーの秘密の1つとして回転数が多いということも分かりました。
こういった発見により、単純にスピードばかりを追い求めていた練習内容や結果からバッターを打ち取るには他の指標もあることが分りました。
バッターを打ち取るには、数字に表れない様々な要素もありますけどね。
また、バッターについてもいろんな数字が注目されてきています。
スイングスピードを代表に、スイング軌道、ヘッド角度なども丸裸になってくる時代となってきました。
これらのことが分かってきたため、今春センバツに出場濃厚の高校ではスイングスピードが基準に満たないと、次に進めないという取り組みをしている学校もあります。
そもそも、最近の取り組みの1つに食育があります。
身長、体重、筋肉量などを管理をしてパフォーマンス向上に繋げているチームや学校もよく見かけます。
ある高校の指導者はこう言っていました。
「現代っ子を一番納得させられるのは数字ですよ。一目瞭然ですからね 笑」
これは、野球界にいざ知らず一般社会においても数字の力は計り知れないと思います。
どんなにサボっているように見える営業さんでも、売り上げで結果を出していればきちんと仕事をやっているように評価されます。
どんなに、暴飲暴食している方がいても体重や健康診断の数値が悪くないと、結果だけは出しているので咎めにくくなります 笑 (体は良くても、家計には影響しますけどね)
数字は、不変的であり平等です。
その数字を使ったり正しく知ることで野球のパフォーマンスも向上します。
でもその数字をうまく使えればの話なんですけどね 笑
さあ野球やろうぜ!
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