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思い切ってやらせること
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
令和元年です。
新時代に突入しました。
自分を変えるのに、こんなに良いタイミングはありませんよね。
昨日のブログは所信表明みたいでしたが、必ず達成したいと考えてます。一人では無理ですので、同じ志を持った仲間たちと一緒に。
昨日は、中学クラブチームの練習試合を観させていただきました。
そのなかで、あるチームの走塁が凄く目につきました。
1塁にランナーが出塁すると、つかさず大きめのリード
そして帰塁時は必ずヘッドスライディング
2塁に到達すると、ワンヒットで果敢にホームを狙う姿勢
2塁ランナーを操るように、3塁コーチャーの回れ回れのゼスチャー
このチームは、走塁が全体で徹底されていると感じさせる場面が随所にありました。
その中でも、初回攻撃時2塁にランナーを置いてのレフト前ヒットが生まれると、3塁コーチャーは果敢に右腕を回します。
結果は、わずかにアウト!
あのタイミングでよく回したなあと感心していると、次の回でもまた同じような場面が訪れました。
僕は心の中で、2塁ランナーを止めるだろうなあと思いましたが
3塁コーチャーは、迷うことなく右腕をぐるぐると回してます。
見事に生還!
3塁コーチャーが勝ち取ったといっても良いくらいの、素晴らしい判断でした。
3塁コーチャーの快進撃はまだ終わりません。
この試合では、また難しい場面(タイミング)で、思い切りよく腕を回す3塁コーチャーの姿がありました。
正直、この3塁コーチャーすげ~~!と思いました。
厳しい監督さんなのに、失敗も恐れず迷いもせず
試合が終わり、監督さんに3塁コーチャーを含めた走塁について質問しました。
「それにしても、走塁が徹底されてますね!3塁コーチャーも含めて、チームとして徹底されていることが伺えましたが…。」
すると監督さんは
「うちは暴走OKなんですよ!」
謎が解けた!
OKと言った以上は、そのことで絶対に叱らない!
このことが、選手と監督の信頼関係が成り立っているからこそ出来る芸当だったのです。
野球は、0.1秒で勝負の命運が分れます。
そんな命運を分ける判断力を、信頼関係により与えているとは…
選手を指導する前に、選手と指導者の信頼関係を構築することの大切さを学ばせていただいた一日となりました。
さあ野球やろうぜ!
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アイキャッチ画像 アントニオ猪木