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アマチュア野球打者用フェースガード取付け等の改造禁止

2019.11.05
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

フェースガード

C-FLAP

 

 

打者用フェースガードのことを、上記のように呼ばれています。

 

日本では、巨人の丸選手などがいち早く取り入れたことで有名になりました。

 

 

 

打者用フェースガードは、メジャーリーグの強打者(主に長距離打者)が使用し日本でも一気に広まりました。

 

時速140~150キロの投球と常に対戦するバッターからすると、たしかにこのフェースガードがあるだけで安全度が高まるかと思います。

 

その昔、フェースガードの走りとして、近鉄バファローズのチャーリー・マニエル選手が顔面にデッドボールを受け、後に以下のようなフェースガードで登場したことを思い出します。思い出しますと言っても、直接観ていた訳ではありませんが 笑

 

 

 

まさに、アメリカンフットボール

 

1度顔面にデッドボールを受けると、心の問題の方が強く残ってしまうのかもしれません。

 

野球には危険が付き物です。

 

硬いボールを使い、金具のスパイク(中学生以上)、金属バットなど使い方を間違えたら凶器にもなりかねません。

 

悪気がなくても相手をケガさせてしまうことも多々あります。

 

一生懸命プレイをしてるだけでも、 相手を傷つけてしまうこともあります。

 

そんなことから身を守るために、いろいろな防具が誕生しました。

 

一番危ないポジションはキャッチャーや球審でしょう。

 

常にピッチャーが投げてくる投球に対して正対しているから仕方がないと思いますが。

 

そして、勿論バッターも危険な場所にいる一人です。

 

ですので、少しでもその危険を軽減させるため、打者用ヘルメット、エルボーガード、フットガード等が出現しました。

 

それでも、体の全てを隠せる訳ではなくデッドボールは基本的に痛いです。

 

痛いだけでなく、大事に至ることもあります。

 

特に人間の一番大切な頭部への死球は死活問題になることもあります。

 

昨年11月、熊本県の高校球児が頭部へデッドボールを受け死亡事故が発生しました。

 

でも、現在全日本野球協会は、今年の3月にアマチュア野球界に対してフェースガードの取付けを改造行為として禁止しています。

 

全日本野球協会ホームページ

https://www.baseballjapan.org/jpn/umpire/doc/notification/320-22.pdf

 

その理由として、SGマークの認定品であるヘルメットにフェイスガードの改造行為を行うと、安全の保障が担保されなくなるということです。

 

まだ、フェイスガードへの信頼性や保障問題が明確化されていないので、今は禁止としているのかもしれませんね。

 

野球界にも、時代とともにいろいろな問題が発生しています。

 

熱中症問題、

球数制限問題

指導者指導問題

モンスターペアレント問題

高反発金属バット問題

野球人口減少問題

 

 

これらの問題を1つ1つ解決していき、後世にもこの素晴らしい野球を残していけたら良いですよね。

 

次の100年のために

 

 

 

 

さあ野球やろうぜ!

 

 

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写真引用 https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/02/02/kiji/20190201s00001173529000c.html
森沢裕