ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です(2493回）

CSの見直しについて
現在、日本野球機構とプロ野球12球団により構成された実行委員会がクライマックスシリーズ（CS）とファイナリステージのアドバンテージにつき見直しを検討しています。

今の状況は、CSファイナルステージが6試合4勝先取制となっており、レギュラーシーズン1位球団にはホーム開催と1勝が与えられる仕組みになっています。

せっかく苦労して143試合のレギュラーシーズンを制したのに、今までの苦労があまり報われない仕組みに納得できない様子…

そんな声を聞き、この仕組みを巡り球界中では制度の見直しを求める声が高まっています。

お隣のアメリカでは、全30球団の中から両リーグ（アメリカンリーグ、ナショナルリーグ）3つの地区（東・中・西）で最も成績の良かった6チームがプレーオフ出場権を獲得します。

そして、ポストシーズン進出チームには地区優勝を果たした3チームを除くチームの中から、年間の勝率が上位3チームがワイルドカードとしてプレーオフに進出します。これで合計12チームがポストシーズン（プレーオフ）に進出します。

初戦：ワイルドカードシリーズ（WCS）は3戦2勝先取制

2戦目：ディビジョンシリーズ（DS）は5戦3勝先取制

3戦目：リーグチャンピオンシップシリーズ（LCS）は7戦4勝先取制

となっています。

このようにややこしい仕組みになっているのも、30球団もある中から1球団の優勝チームを選ぶからこそかもしれません。

日本のプロ野球は全12球団なので、レギュラーシーズンで散々対戦したチームとCSシリーズでさらに戦う意味が薄いのかもしれません。

とにかくプレーする側もそれを見る側もワクワクエキサイティングな仕組みになることを願っています。


さあ野球やろうぜ！（ 　写真 )

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