ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です(2460回）


MVPの要因はかかとの骨
プロ野球の最後を締めくくる日本シリーズは、4勝1敗でソフトバンクホークスの日本一で幕を閉じました。

そのシリーズでMVPに輝いた山川穂高選手は、シリーズタイ記録となる3試合連続本塁打を含む打率.385、7打点という素晴らしい活躍を見せました。

シリーズが絶好調であっただけに、シーズンを通して活躍したような印象もありますが実はそうではありませんでした。

レギュラーシーズンでは2軍落ちも経験し、終わってみれば打率.226、23本塁打、62打点という山川選手の本来の実力から考えると物足りない成績でした。

そんな山川選手は、レギュラーシーズン中に1,000回ほどバッティングフォームを試していたそうです。

それが、シリーズ第２戦のアーリーワークの時にしっくりくるバッティングフォームを掴み、シリーズでの大爆発に繋がったというのです。

どうやら両かかとの骨を意識して、手ごたえを得たというのです。

この話について、しっかりと説明を聞いたわけでは無いので本当に山川選手自身にしか分からない感覚を掴んだのでしょう。

野球をやった方なら分かるかと思いますが、ある日突然良い感覚を掴むことがあります。

それがなぜ良かったのかを言語化するにはとても難しく、まさしく本人しか得られないものなのでしょう。

この感覚をシリーズ中に掴んだってことは、『感覚は突然やってくる！』っていうのは嘘では無さそうですね。


さあ野球やろうぜ！（ 　写真 )

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