ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です(2242回）

飛ばないバット時代の初見殺し
まさに、飛ばないバットはこうやって抑えろと言わんばかりの投球でした。

そんな投球を披露したのは、今回のセンバツ大会で甲子園初出場を完封により初勝利を挙げた浦和実業・石戸颯汰投手。

昨夏ベスト8の滋賀学園に対して誠見事なピッチングでした。

120キロ台のストレート

でも、変則フォームの左腕を武器に実に16個のフライアウトを数えました。

この石戸投手は新基準バットに変更したことにより、これまで芯を外しても外野の頭を超えられていた打球がアウトになるようになり、自分のピッチングスタイルが確立したと聞きます。

石戸投手のようなピッチャーは、なかなか初見では攻略できないかもしれません。

また、いかにフルスイングさせないようにタイミングを外すピッチングは、今後の高校野球界でのトレンドになるかもしれませんね。


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