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育成での入団を拒否

2024.12.04
ニュース

ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です(2184回)


育成での入団を拒否
驚愕のニュースが飛び込んできました。

ソフトバンクホークスから育成ドラフト1位指名を受けた選手が入団を拒否するとのことです。

その選手は高校生なので、プロ野球志望届を自ら提出していたのでプロ野球入りすることは望んでいたというのが分かります。

なので、今回の入団拒否は自分にとって条件が合わなかったということが分かります。

それは指名順位なのか。

入団する球団なのか。

入団交渉で詳細を聞いたからなのか。

何が理由かは分かりませんが、自分の思い描くプロ野球生活とは違うことが伺えます。

私の推測ですが、ソフトバンクホークスは毎年ドラフトでたくさんの選手を獲得します。

その一方、たくさんの戦力外通告選手も出しています。

そして、12球団で一番選手を抱えている(4軍制度を敷いているので必然的に選手は多くなる)ので戦力外になる可能性も高いことが伺えます。

選手を多く抱えているということは、出場のチャンスも少なくなるということです。

これらの要因があり、育成での指名でソフトバンクホークスに入団しても大切にされないと思ったのかもしれませんね。

今後は大学に進学されるようなので、そこで力をつけ支配下での上位指名を狙うのではないのでしょうか。

プロ野球の世界に入れるなら育成選手でも入団したいと考える人が多いと思いますが、現実がどんどん分かってくるにつれ、条件が悪いのに無理にプロ野球に進んでもどうなんだろうと考える選手やその指導者が増えているのも事実です。

今後、このようなケースが増えてくるかもしれません。

そもそも、ドラフト指名で選手を何人でも獲得できるシステム自体にひずみが生じてきたのかもしれませんね。


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