ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です(2098回）


ボールを速く投げるには？

ピッチャーのロマンであるピッチャーのスピードボール。

ピッチャーをやっている者であれば、誰しもスピードボールを投げたいと思います。

そのスピードボールを投げるには、単純に短い時間で最大出力を出すという動作が求められます。

言うのは簡単ですが、ではそれを実現させるにはどんなことを行えば良いのでしょうか。

勿論、体格が良い方が有利ですし、身体の連動性（体の力を上手に出し切る）効率が良い方が良いですし、柔軟性があった方が可動域が広がりパフォーマンスが出しやすいと考えますが、今日はトレーニング方法に絞って話をしたいと思います。

昨今、プロ野球に良いピッチャーを送り続けている仙台大学のトレーニングを見てみましょう。

その前に仙台大学野球部出身のプロ野球選手に、オリックス・バファローズの宇田川優希投手がいます。

宇田川投手は、高校時代パッとした成績を残していませんでしたが、仙台大学森本吉謙監督が宇田川投手を視察して「4年後プロに行かせます」と言って実際にプロへ入団させることになりました。

如何に仙台大学の育成方法（トレーニング方法含め）に自信があったかが分かります。

ではそのトレーニングはどのようなことをするのでしょうか。

答えは、短い時間・距離で大きな力を出せるかというトレーニングです。

具体的には

メディシングボールを使ったスロー

短い距離のダッシュ

ハイジャンプ

などです。

逆に長距離やポール間走などはやらせていないそうです。

これもピッチャーとして短い時間の中で高いパフォーマンスを出し続けるトレーニングには適していないとのことです。

それでも最低限の体力は必要ですが、より野球の試合に合ったトレーニングを選択しているとのことです。

この話を聞くと、野球の筋肉は野球の動作で付けた方が良いと考えた落合博満さんや松井秀喜さんに通づるものがありますね。

皆さんが考えるスピードボールを投げるための方法は何ですか。


さあ野球やろうぜ！

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