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日本でピッチクロックが導入されない理由

2024.08.10
ニュース

ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です(2068回)


日本でピッチクロックが導入されない理由

昨今、メジャーリーグで導入されたルールの1つにピッチクロックがあります。

ピッチクロックは、ピッチャーがボールを受け取っってからランナーが居ない場合は15秒以内、ランナーが居る場合は18秒以内に投球動作に入らなければ自動的に1ボールが追加されます。

また、牽制については2回までプレートを外すことができ、3回目に牽制でアウトにできなければボークを取られてしまいます。

このピッチクロック&牽制数の制限によりメジャーリーグでは、試合時間が30分も短縮されたそうです。

アメリカの4大スポーツ(アメリカンフットボール、バスケットボール、ベースボール、アイスホッケー)の中で唯一時間制限が無いのがベースボールであり、その長さゆえにファン離れが進んでいるのも事実だようです。

この問題を解消するために、ピッチクロック&牽制数の制限が導入されました。

しかし、日本プロ野球ではこれらのルールは導入されないと言われています。

なぜなら、これらのルールを導入すると盗塁数が激増するからです。

現在、日本では盗塁阻止率が平均3割2分ほどあるのですが、メジャーリーグでは1割9分ほどになってしまいました。

だから、盗塁技術が高い日本でこれらのルールを導入すると盗塁数が激増するので採用しないのではないかと言われています。

ここで論点に上がるのが、ピッチクロックと牽制数の制限はセットでないと試合時間の大幅な短縮はできません。

ですので、日本プロ野球でピッチクロックを導入するためには牽制数の制限も導入しなければいけないと考えると採用は難しいのではないかと思われます。

今、世界中の野球界で試合のテンポアップが叫ばれています。

ダラダラ試合が長いより短い方が、人は魅力的に映るという感覚は世界共通なのでしょうね。

皆さんはこのルール採用をどう思われますか・


さあ野球やろうぜ!

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