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【575日連続ブログ更新中】試合中断のタイミング
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です
野球は雨により一時試合が中断することがあります。
野球の性質上、ボールが水で濡れてしまうと投げるときに滑ってしまい操作性が著しく低下します。
操作性が低下すると、ピッチャーならストライクが入らなくなるし、酷い場合にはデッドボールを与えてしまうこともあります。
このことは、当然野手でも起こりうることなので送球ミスが多発することも予想されます。
雨の影響は送球時だけでなく、捕球時や走塁時にも見られます。
滑る地面の中で、急に走ったり止まったりすることは、本来晴れの中で行う試合とは違い、まるで別物になってしまいます。
これらのことから、野球は雨における影響を非常に受けやすいスポーツとも言えます。
ですので、試合中に雨が強くなってくると審判員は一時中断(場合によっては、そのまま試合終了や再試合の判断をすることも。)をして、プレー再開に向けての好期を伺います。
そこで、大切なのは審判員がどのタイミングで試合を中断させるのか?
その答えを考える前に、この2つのことを知っておいてください。
野球規則8.00審判員 審判員に対する一般指示の最後に
審判員は礼儀を重んじ、しかも公平にして厳格でなければならない。
という一文があります。
また、野球規則8.01審判員の資格と権限(C)
審判員は、本規則に明確に規定されていない事項に関しては、自己の裁量に基づいて、裁定を下す権能が与えられている。
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野球規則の中に、どのカウントで試合を中断させなければいけないという文言はありません。
ですので、この2つに従って試合中断をどのタイミングで行うかを考えてみます。
そうすると、両チームにとって公平だと思われるタイミングで試合を中断させるのが適切なのかと考えます。
そう考えると
いわゆる五分五分のカウント(1ボール1ストライクのカウントや3ボール2ストライクのカウント)で試合を中断させるのが良いのかなと・・・
でも実際は、0ボール0ストライクで試合を中断することが多いのかもしれません。
試合を左右するといっても過言ではない試合中断のタイミングは、その大会に責任審判が待機しているのならばその方とも相談をして決めているのでしょうね。
いずれにしても、試合を中断や再開させるタイミングについては、審判員たちがもの凄い配慮をして決めていることを知ってもらえると、野球の見方がまた面白くなると思いますよ。
さあ野球やろうぜ!
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