ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です(2513回）


これは盲点だったかもしれない！
今オフに巨人を退団した桑田真澄さんが驚くような提言を野球界に投げかけました。

なんと夏の甲子園大会中に、プロ野球の試合（阪神タイガーズ主催）も開催したらどうかという大胆な提言なのです。

でも、それを裏付ける話があるのです。

明治神宮球場をホームグランドにしているヤクルトスワローズは、東京六大学リーグや東都大学野球リーグを開催しながら公式戦もナイターで行っております。

つまり桑田さんは、阪神タイガースも同じようにスケジュール調整すれば、夏の甲子園大会開催中でもナイターの主催試合ができるのではと提言しています。

さらにこう付け加えています。

今夏は8月5日～8月23日まで甲子園球場を貸し出し、阪神タイガースは死のロード（主催試合が全くないので全てアウェイでの遠征）になり選手も体を酷使するし、高校生にしても約18日間の詰め込みスケジュールのためピッチャーの登板間隔は狭くなり体の負担はまだまだ大きいです。

この両方を解消するには、甲子園大会期間をもっと長くし阪神タイガースも甲子園のナイターで試合を行い、また高校生はゆとりをもったスケジュールで試合ができるとのことです。

なぜこれを行わないかという最大の理由は、甲子園大会に出場する高校の負担を考えてでしょう。

甲子園に出場すると、日本高野連及び各自治体から補助金を貰えますがそれだけでは賄いきれないため、学校独自でも寄付金を募ったりして資金を調達します。

つまり、夏の甲子園大会のスケジュールを伸ばせられないのはズバリ資金の問題なのでしょう。

この資金問題がクリアできたら、もしかすると8月1日～8月31日までスケジュールを広げられるかもしれませんね。


さあ野球やろうぜ！（ 　写真 )

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