ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です(2115回）


飛ばないことがもたらしたもの

今年、高校野球やプロ野球において顕著に表われている１つに

ボールが飛ばない

というのがあります。

高校野球では、新基準バットに移行した影響でホームラン数など減少し高校野球のあり方そのものまで変えてしまいました。

また、プロ野球でも投高打低が明らかになっています、

3割バッターは数えるほどしかいないのに、防御率1点台が何人も見られる状態になっています。

これは飛ばないボールの影響もあるのだとされていて、今シーズン初めにあるプロ野球選手がそのことをぼやいていたら、統一球の仕様が変わったかのような動きも見られました。（私の主観ですが）

プロ野球は興行ですので、華が必要になってきます。

野球の中でもホームランは華ですので、そのホームランが減少するのは単純に興行収入減少に繋がりかねません。

やはり、ファンとしては一発逆転要素の高いホームランが魅力的だと思いますので、そういう意味ではプロ野球の魅力が少なくなっているのかもしれません。

そして、高校野球といえば、これまで強豪校と言われてきた学校が負けやすくなってきたという体感があります。

新基準バットの導入は、公立校にもチャンスが出てきたようにも見えますし、1点を守りきるような野球が高校野球に戻ってきたようにも見えます。

とにかく、野球にとってボールが飛ばないというのは物凄い影響が出てきますので、ファン離れや競技人口減少も繋がるのではないのでしょうか。

皆さんはどのようにお考えになりますか。


さあ野球やろうぜ！

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