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【680日連続ブログ更新中】何食わぬ顔で盗塁

2020.10.25
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

 

 

何食わぬ顔で盗塁

 

先日観戦していた高校野球で、面白いプレーを発見しました。

 

二死1塁カウント2ボール2ストライクの場面で攻撃側がタイムをとり、伝令が一塁ランナーとバッターに監督からの作戦を伝えていました。

 

一塁ランナーに思い切って走塁しろよ!と伝えたのかな?

 

それとも、エンドランを仕掛けるからサインを見逃すなよ!と伝えたのかな?

 

そんな風に僕はこのタイムを観ていました。

 

そして、球審がプレイ再開を告げ、ピッチャーの投球に『ボール』とコールすると、1塁ランナーはゆっくりと2塁に向かって小走りで進んで行きました。

 

球場全体にフォアボールだという空気が流れました。

 

しかし、キャッチャーは冷静に2塁に送球して1塁ランナーはタッチアウト。

 

1塁ランナーがフォアボールと間違えて進塁してしまったのかなと思い、ベンチに帰ったら叱られるぞと思ってベンチでの同行を見ていました。

 

しかし、ベンチで監督から叱られてる様子はありません。

 

今日の試合を観ていると、その監督さんなら必ず叱るシチュエーションなのに…

 

そこで合点がいきました。

 

これはサインだったんだ!

 

この試合での外野シフト(自分たちが守備側のとき、バッターによって外野シフトを大きく変えていたから)を観ていると、いろいろ仕掛けてくる監督なんだということは明確だったからです。

 

その1塁ランナーを進塁させた高校は公立高校で、今日の対戦相手は私立の高校。

 

まともに対戦しては、勝てないことを知っていた監督の奇襲攻撃だったと思います。

 

人間の心理(油断や思い込み)につけ込んだ作戦だったんだと思いました。

 

プロ野球界のあるあるで、足が遅く無警戒のバッターなら盗塁出来るというのがあります。

 

本当に、いくら足が遅くても全く無警戒なら、簡単に盗塁は成功してしまうものなのです。

 

人間心理を突いたこの作戦を観て、やはり野球は深いなぁと勉強させられました。

 

ややもすると、見逃してしまいそうな細かい部分ですが、こんな部分を発見するとますます野球が面白くなってきたのも事実でした 笑

 

 

 

さあ野球やろうぜ!

 

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