ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です




野手登板

プロ野球やメジャーリーグを見ていると、ときおり不思議な光景を見かけます。

なんと、野手が投手として登板しているのです。

高校野球ならよく見かけるこの光景も、さすがにプロレベルだとなかなか見ることがありません。

でも、いったいなぜ野手が投手として登板するのでしょうか？

しかも、プロレベルの野球において…

実は、逆にプロレベルだからこそこう言ったことが起きている訳です。

日本のプロ野球は年間143試合

メジャーリーグは年間162試合

これは、あくまでもリーグ戦だけの試合数なので、日本で言うクライマックスシリーズや日本シリーズの試合はふくまれてません。

何が言いたいかと言うと、とにかく年間の試合が多いと言うことです。

年間に数多くの試合をこなしていくには、限られた人数でた戦わなければなりません。

ですので、大差をつけられて負けている試合終盤に新しく投手を注ぎ込むより野手に登板してもらい投手の負担を減らそうという作戦も生まれてきます。

観客やファンからすると、許し難い作戦かもしれませんが、年間を通じて戦略を立てる監督としてはこれも作戦の一つとなります。

日本では、2020年に巨人の増田大輝選手がプロ野球公式戦として20年ぶりに登板しました。

日本では珍しいこの光景も、メジャーリーグでは結構頻繁に見られており、イチローさんや青木選手（現、ヤクルト）も野手登板を経験しています。

野手登板は、物議を醸し出しておりますが大谷選手の出現により、より身近に感じる時代が到来してきてるのかもしれません。

今シーズンの野手登板はあるのでしょうか？

そんなところにも注目をしてプロ野球やメジャーリーグを見てみると、もっと野球を楽しめそうですね。

さあ野球やろうぜ！

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