ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です



二度打ち

その昔、元広島東洋カープ（以下「広島」という）の前田さんが二度打ちをしてヒットを打ったことがあるそうです。

二度打ちとは、その字の如く投球を1回のスイングで二度バットに当てて打つことです。

果たして、1回のスイングでバットに二度当てることなど可能なのでしょうか。

まずは、野球ルールではこの場合どのような判定をするのかから見てみましょう。

大きく分けると、打者が打席内で二度打ちした場合と打席外で二度打ちした場合に分かれます。

打者が打席内で二度打ちした場合、判定はファウルになります。

打者が打席外で二度打ちした場合、フェアゾーンに飛んだら打者アウトで、ファウルゾーンに飛んだらファウルになります（故意に当てたら打者アウト）。

でも、打者が二度打ちする状況などあるのでしょうか？

よく見られるのは、打った打球がバウンドしてもう一度バットに当たってしまうケースです。

これならなんとなく分かりますよね。

では、元広島の前田さんの場合はどうだったかというと

スイングして捉えたときはバットの根っこ部分に当たり（一度目）、そのままスイング中にバットの先っぽに二度目が当たりヒットを打ったそうです。

打った本人は二度打ちしたと分かったそうですが、ヒットからファウルの判定に覆ることは無かったそうです笑

一見すると信じがたい話ですが、案外前田さんのような体験をされた人は多いのかもしれませんね。



さあ野球やろうぜ！

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