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【1557日連続ブログ更新中】打者の予想とは異なる球を投げる
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です
打者の予想とは異なる球を投げる
実働18年 通算176勝 2041奪三振 11年連続二桁勝利
いったいこの成績を収めた投手が誰だか分かりますでしょうか。
名球会に届きそうなくらい勝ち星を挙げ、歴代奪三振数でも21位を誇る投手です。
僕はこの成績から、剛腕投手や本格派投手のイメージが湧いてきます。
答えは
主にオリックス・バファローズで活躍した
星野伸之さんです。
星野さんは、最速135キロ、90キロ台のカーブ、120キロ前後のフォークの3種類で上記の成績を収めました。
決して、ボールが速い訳では無く、キレの良い変化球を持っていた訳でもありません。
では、なぜこれほど多くの勝利と奪三振を挙げることができたのでしょうか。
それは、「打者の予想とは異なる球を投げる」ことを意識して投球していたからだと言います。
確かに、打者は打席の中でいろんなことを考えます。
次はストレートなのか、次は変化球なのか。
次は、インコースなのか、アウトコースなのか。
星野さんは、常にこの打者が考えている逆をいくように投げていました。
だからこそ、遅いボールでも特にキレのある変化球でなくても凡打や奪三振の山を築いていけたのでしょうね。
このことから、投球とは投球術によって素晴らしい結果が出ることが証明されました。
投手にありがちなのは、もっと速いボールを投げたいという心理ですが、ではなぜ速いボールを投げたいのでしょうか。
本来の目的は、打者を打ち取るために速いボールを投げたいと思う訳ですので、ここで考えて欲しいのは打者を打ち取る方法は他にもあるよということです。
投手は自分の特性を見つけて、自分はどのようにしたら打者を打ち取りやすいのかを早く知ってもらいたいものです。
さあ野球やろうぜ!
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