ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です



心に火をつけ長所を生かす

最近、ある指導者のこんな言葉を見つけて感銘を受けています。

この言葉を残したのは、元静岡高校野球部栗林監督です。

栗林さんは、静岡高校を春夏7度甲子園に導きました。

そして、前述した「心に火をつけ長所を生かす」は、僕が勝手に省略させてもらった言葉なので

本来は

「心に火をつける」

「個々の長所を生かす」

という2つの言葉から構成されています。

僕は、常々選手や子供たちに対してどのようにしたら最大のパフォーマンスが発揮できるのだろうと考えています。

だからこそ、最近見つけた栗林さんの言葉に目を奪われました。


何事にもやる気が無ければ上達や向上のパフォーマンスが落ちるので、やる気を引き出すには「心の火をつける」

そして、一人一人のパファーマンスを引き出すには「 個々の長所を生かす」


これができたら、選手や子供たちのパフォーマンスの可能性は無限大なんだろうなとイメージがつきました。

そして、どちらにも言えるのですが、どちらを行うにしてもしっかりと一人一人の選手や子供たちを見ていないと、このことはできないということです。

案外簡単そうで意外とできないのが、このキチンと見るという作業です。

人間はどうしても、自分の過去や経験から人を評価判断してしまいます。

この選手は、過去こんな成績を残していて現在こんな状態だから将来はああいう風になるだろうな！っと知らないうちに評価判断してしまっていると思います。

もしかすると、指導者の頭の中で既に選手や子供たちの限界を作ってしまっているのかもしれません。

また、栗林さんは、この限界を取っ払うのが凄く得な人なのかもしれません。

こんな風に、人は自分の考えていることをそのまま現実化しようとする作用があるので、いま抱いている限界の枠を取っ払うだけで今まで考えもしなかったような新しい可能性が現れてくるのかもしれませんね。



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