ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です



初犠打

昨日、読売ジャイアンツの中田翔選手がプロ野球生活で初めての犠打をしました。

プロ生活14年目にして初めての送りバントを決めました。



中田選手は、過去に全日本の4番を務めるほどのスラッガーであり打点王も3回獲得している強打者です。

ですので、いつもチームから求められるのはランナーを返すこと。

ランナーを進める役目は担っておりませんでした。

そうなると、中田選手はプロ入り後初めて送りバントのサインを出されたのかもしれません。

そもそも、中田選手を含めプロ入りしてくるバッターは、アマチュア時代に送りバントをしたことがない選手がほとんどです。

言い換えると、プロ入り後初めてバントをしたという選手が多く見られます。

プロ入りする選手は、エースで4番を務めていた選手がほとんどであり、プロ入り後は投手か野手のどちらかに選択を迫られてプロ生活を送ります。

通算533犠打の世界記録保持者である川相昌弘

さんも、高校時代はエースで4番だったことからプロ入り後野手に転向し送りバントの技術を高めていったそうです。



中田選手は、一連の騒動がありましたので今年に賭ける思いはひとしおでしょうね。

今回の送りバントは、そんな気持ちも現れた送りバントだったのかもしれませんね。



さあ野球やろうぜ！


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