ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です



私に逆らうからストライクもボールになるんだ

両チーム合わせて41四死球

これは、ある高校野球の試合で起こった珍事です。

あまりの四死球の多さに、一瞬弱小校同士の戦いなのかなと考えましたが、日大鶴ケ丘と中野八王子との一戦でしたのでここまで四死球が多くなるとは考えにくいです。

ストライクゾーンの範囲はルールで決まっていますが、それでも最終判断するのは球審ですので球審が言ったことが答えになります。

この試合を観ていたプロ野球のスカウトも、半ば呆れていたといいます。

ストライクボールを判断できる立場にある球審は、ある意味もの凄い権力を持ちます。

その権力を好き勝手に使われたら大変なことになります。

こんなことがあったそうです。

ある高校野球の練習試合で、キャッチャーがストライクボールの判定について、高さなのかコースなのかを球審に質問しました。

抗議や不満からくる質問ではなく、あくまでも確認のための質問だったそうです。

ところが、この球審はその質問が気に入らなかったみたいで、それ以降外角の球を全くストライクを取らなくなり逆に相手チームには普通にストライクを取るようになったそうです。

そして、試合後に球審に質問をしたチームの監督さんに対して

「私に逆らうからストライクもボールになるんだ！」

と言い放ったそうです。

僕はこの話を聞きめちゃくちゃ大きな問題だと感じました。

一方のチームに偏った判定や私情を入れた判定を、審判は絶対にしてはいけないと思います。

先程の事例は、明らかに意図的に判定しているので論外ですよね。

このように人間が人間を判定すると私情も入ってくるので、審判はロボットの方が良いんですかね。





さあ野球やろうぜ！


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