ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です



イメージすること

先日、日本ハムファイターズ栗山監督の大谷選手に関するインタビュー動画を観ました。

そして、率直に思ったのは


栗山監督は、大谷選手を小さく見ていない


ということです。

簡単に言うと、今年の二刀流での活躍に対して特に驚いている訳でもなく、自分のイメージの範囲内だということです。

栗山監督は大谷選手と過ごした５年間（日本ハム時代）をかなり怖かったと言っています。

そして、栗山監督はこうも言ってます。

「もう二度と彼（大谷選手）とは一緒に野球をやりたくない！」

この言葉の中には、野球界の宝物である大谷翔平選手を壊してしまうことなく、かつ甘えさせることなく育成していかなければならないという使命感で一杯だったそうです。

この言葉を聞いたときに、一昨年大船渡高校で佐々木投手（現・ロッテ）の監督であった國保さんの気持ちがやっと分かった気がしました。

これは、逸材中の逸材を扱う者でしか味わえないプレッシャーなのでしょうね。


一人の人間（栗山監督）が、大谷選手の入団後に二刀流をイメージしました。

やがて、その二刀流について多くの人たちが賛同して、また大谷選手も１つ１つそれに応えてきました。

大谷選手の二刀流は、そんな風に一人のイメージからスタートしました。

ここで思うのは、もしかすると未来をイメージする力って本当に凄い力を持っているのかもしれない。

でも、本当にその力こそ人間に与えられた一番の力なのかもしれませんね。



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