ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です



ずっと見てるから、ちゃんとやってよ！

皆さんご存じのとおり、今夏甲子園は智弁和歌山の優勝により幕を閉じました。

智弁和歌山と言えば、イチローさんが昨年12月に非常勤コーチとして3日間指導していたのを思い出しました。

この件は、日本球界のレジェンドが高校野球を指導したことで個人的にとても大きな一歩だったと感じています。

そして、3日間の指導を終えたイチローさんが智弁和歌山ナインに送った言葉が


「 ずっと見てるから、ちゃんとやってよ！ 」


でした。

一見するとなんてことのない言葉に聞こえますが、イチローさん曰くこの言葉を思い出すだけであの3日間の指導をそれぞれが思い出してくれることを意図して発言したそうです。

僕は、この「ずっと見てる」という部分が指導者としての本質」だと思っています。

指導者になると、あれこれ指導したくなったり、なにか指導しなくちゃと思いがちですが、指導者の本質は「見る」ことだと思っています。

選手からすると、指導者に「見られている」と思うからこそ、普段以上に頑張れるのだと思います。

「見る」というシンプルな言葉の裏には、指導だけでなく人間関係を円滑にする秘密のエッセンスが隠されているのでしょうね。




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