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魔法の言葉

2019.06.03
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

先日、ある高校野球の試合を観戦したときのことです。

 

9回裏二死2塁1点ビハインドで打席には4番目のバッターが登場しました。

 

この試合では、あまり良いところがなく前の打席では送りバントを強いられていました。

 

観ている側としても、これは勝負あったかなと…

 

すると、4番バッターは迷うことなく強振

 

打球はぐんぐんと伸びていき、レフトスタンドの芝生でようやく落下しました!

 

 

サヨナラ逆転ホームラン

 

 

塁審の方も興奮気味で、何度も右腕を回していました。

 

 

4番バッターは、公式戦初のホームランを劇的な演出により達成しました。

 

 

試合前は、敗れたチームの勝利を疑う者がいないくらいでしたので、この幕切れには高校野球の怖さ、いや野球の怖さを観た気がします。

 

そして、チームはこのホームランの勢いそのままに、その大会を制することとなりました。

 

 

 

少し、時間を巻き戻してみましょう。

 

 

4番目のバッターが打席に入る前に、そのチームの監督はあることを伝えています。

 

 

 

ショートゴロを打ってこいよ!

 

 

 

一見すると、それが何?と思うかもしれません。

 

しかし、このことこそ劇的なホームランを演出するための大切なスパイスだったのです。

 

普段から選手の性格から特徴までを把握し、そして今日の打撃の調子を踏まえた上での一言です。

 

これ以上ないタイミングかつ厳選された言葉のチョイスが、選手に魔法をかけたのだと僕は思います。

 

これこそが

 

 

魔法の言葉!

 

 

ときに、監督は選手に魔法をかけます。

 

普段以上の力を発揮させるような魔法の言葉を…

 

以前、TVでも取り上げられたこのことを知っている方がいるかもしれませんが…

 

 

だから、指導者はある意味、魔法使いなのかなと感じさせられる一日となりました。

 

さあ野球やろうぜ!

 

 

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