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社会人になってからのレギュラーを作る
2018.12.15
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
このタイトルは、社長(監督)が少年野球の指導をする上で、モットーとしている言葉です。
野球のレギュラーは、ご存知のとおり9人です。
高校野球の地方大会では、ベンチ入りが20人ですが、甲子園になると18人に減ります。
野球名門校などになると、100人を越す部員を抱えるところもあるくらいです。
そんな中から、ベンチ入りを果たしたり、レギュラーを獲得するのは至難の業です。
野球をやっている限りは、試合に出たいですし、活躍もしたいし、甲子園にも行きたいし、ゆくゆくはプロ野球選手にもなりたい。
これらのことを考えて、野球をやるのはもっともだと思います。
しかし、野球でレギュラーを獲得できさえすれば、それで良いのでしょうか。
大人になってからつくづく分かったことは、野球選手として現役を終わってからの方(大人になってから)が、人生は長いということです。
つまり
大人=働く
と言っても過言ではありません。
人生の大半は、働く時間に費やされます。
労働の対価にお金を頂くことはもちろんのこと、家事やボランティアなども働く時間だと言い換えることができると思います。
労働とは、お金を頂くと同時に世のため人のため役に立てることが最大の魅力だと思います。
大人は分かるかと思いますが、人生大人になってからが本当の勝負だと思います。
本当に大切なのは、働くようになってから世の中から必要とされる社会人のレギュラーになることではないのでしょうか。
そのレギュラーになるには、人から好かれたり、人の嫌がることを率先してやれたり、常に努力する姿勢を怠らないことが必要になります。
僕は、野球というスポーツの中でこれらのことが学べると考えています。
野球に関わってきた人生の中で、努力、忍耐、挨拶、礼儀、好感度、体力、知力、友情、道徳などを養えたと感じています。
最後に、そんな社会人のレギュラーをきっと獲得するであろう選手を紹介させていただきます。
この夏、第100回全国高等学校野球選手権記念大会に出場した 愛産大三河高校の中川翔太選手(新城ベアーズ卒)です。
https://vk.sportsbull.jp/koshien/articles/ASL893VZRL89PTQP019.html
この中川選手が掲載された記事のことを、社長(監督)が誇らしげに語る姿が印象的な夏でした。