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準備と確認!
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
ここ最近寒い日が続いております。
それでも、寒さと風の強さに負けず、球児達は白球を追いかけています。
そして、監督、コーチ達の熱い指導は、寒さをも吹っ飛ばす!そんな勢いさえ感じられます。
昨日は、少年野球チームの練習を観させていただきました。
5回裏2点リード、一死1・2塁を想定したシートバッティングが始まり、監督は守備に就く選手達に
サードは何を考えて守っている?
外野の守備位置はそこでいいの?
キャッチャー、この守備隊形でいいの?
と足早に確認していました!
まさに、漫画「クロカン」第6巻10話「出発点」のようでした!
クロカンの詳しくはこちらをクリック
この漫画は試合中での一言でしたので、キャッチャーがあれこれ詳しく守備について指示はしていませんでしたが、僕の見た練習ではそれぞれのポジションで次に想定されるプレーを言葉に出させて確認していました。
まさに
準備と確認!
サードのポジションを切り取って考えてみるだけで
【5回裏2点リード、一死1・2塁基本的に内野手はゲッツー隊形】
①正面のゴロが来た場合:5-4-3
②正面より3塁線のゴロが来た場合:5(3塁ベースを踏み)-3
③三遊間のゴロが来た場合:5-4-3
④サードが前に行ってゴロをさばく場合:5-4-3
⑤サードが前に行ってゴロをさばくが間に合いそうにない場合:5-3
⑥サードライナーを捕球した場合:5-3又は5-4
⑦サード前に絶妙なバントをされた場合(1塁に投げても間に合いそうにない):5-6(2塁オーバーランの走者に送球)
⑧サードファールフライの場合:5-6(1)(セカンドランナータッチアップに備える)
⑨ピッチャーゴロ(もしかすると)とバントの場合:1-5-3
⑩キャッチャー前バントの場合:2-5-3
などと、ざっくりと挙げるだけでもこれくらいあります!
これは、サードから見た視点ですけど、自分と同じように他のポジションの方も準備ができていないと成立しません。
だから、今の状況についてどんなプレーの可能性があるのかを事前に確認しておくことで、準備になるのだと思います。
今日は、ちょっとマニアックな話になってしまいましたが、準備をするためにもルールを多く知っていた方がなお良いですね。
さあ野球やろうぜ!
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アイキャッチ画像 漫画「クロカン」第6巻10話「出発点」