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ピッチャーの球数・イニング制限はするべき?
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
最近の子供は体が弱いのでしょうか。
最近という言葉の中には、昭和50年代生まれから現在に至るまでを指していますが。(昭和50年代と言ったのは、僕自身、体が弱いと思っているので。)
昭和中旬頃までの方に比べると、最近の子供は体が弱くなってきたのかもしれません。子供に限らず大人も体が弱くなってきてるかと思いますが。しかし、寿命は年々伸びてきてるような気もします。
前置きが長くなりましたが、最近野球界には、ピッチャーの球数制限やイニング制限(以下「球数制限」とさせていただきます。)が取り沙汰されています。
特に甲子園では、短期間に過密なスケジュールが組み込まれています。
昨夏の第100回全国高等学校選手権記念大会では、金足農業高校吉田投手が予選会から一人で投げ抜き、決勝戦でとうとう力尽きたのは皆様の記憶に新しいかと思います。
「オレ、もう投げられない」
井手さゆり氏撮影
この件で、皆様もいろいろなことを考えるかと思いますが
未成熟な子供の体を酷使している!
球数制限をしたら、公立高校やピッチャーの少ない高校は甲子園のチャンスが減るのではないか!
そもそも、甲子園を含めた地方大会の試合日程が過密過ぎないか?
将来ある子供のことを考えると、球数制限は妥当!
高校野球を最後に、もう野球をやらなくてもいいと思っている子供もいるのではないか?
など、いろいろな声が聞こえてくる。
よくよく考えると、今まで監督にその裁量を任せていたものが、今は問題になっているのですね。
監督としても、絶対的なピッチャーが一人居て、その子に連投させて甲子園に近づくならば判断も難しくなるでしょう。しかも、そのピッチャーの連投(勝つことを求められて)を本人やチームメート、あるいは父母や後援会などからも期待されているとしたらなおさらでしょう。
試合の先発投手を決定する監督ばかりに責任がいってしまいがちですが、本当は周囲の皆様の期待なども配慮して決定していることもあります。
監督だけが原因ではなく、周囲の皆様のあり方にも注目した方が良いのかと思います。
最近、野球ではありませんが、これらのことについて陸上界の勉強会があると先輩から教えていただきました。
第2回東三河ジュニアスポーツ勉強会~健康で強くなるために~
日付:2019年3月23日(土)13:00~15:50
場所:豊橋市公会堂
対象者:保護者、指導者、中高生本人
定員:500人
参加費無料
何か問題があると、主催者側があの手この手で解決しようと思いますが、意外と保護者、指導者および選手達で解決できることも少なくないのかなと感じる今日この頃です。
さあ野球やろうぜ!
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