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クロスファイヤー
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
クロスファイヤー
野球人なら何度も聞いたことがある言葉だと思います。
そうです。左投手が対角線に投げるボールのことを言います。
今回、クロスファイヤーについて調べてみたところ、今まで思っていた答えとは少し違っていました。
これまでは、単純に左投手が右打者の対角線に投じるストレートのことをいっているのだと思っていましたが…
これに加えて、左投手の方が高い位置(ボールをリリースする位置)からボールを投げてくるのだと知りました。
何でも、人間の身体は構造上、右ピッチャーの腕は上がりにくく、左ピッチャーの腕は上がりやすいとのことです。
左ピッチャーは腕が上がりやすいので、当然高い位置からボールがリリースされ、高い位置からボールが来るとリリースが早まった感覚になりタイミングがとりづらくなるとのことです。
野球は、コンマ何秒で勝敗が左右するようなスポーツです。
例えば、140キロのボールがピッチャーからキャッチャーに到達するまでにかかる時間は
0.44秒
くらいだと言われています。
この0.01秒は、140キロのボールで言うと約39cmの距離が変わってきます。
たった0.01秒の違いで約39cmも距離が違うとなると、大変なことです。
野球経験者の方なら分るかと思いますが、捉えた(芯で打てる)と思ったのに詰まらされたなんてことは、まさにこの0.01秒とかタイミングを外されたことが大きな要因でしょう。
野球のバッティングは、タイミングを合わせることが最重要といっても過言ではありません。
だから、ピッチャー(キャッチャーも含めて)はバッターのタイミングを外すべくいろんな方法をとってきます。
先日の甲子園で凄いピッチャーを発見しました。
超高速テンポ
バッターが構えるまでピッチャーは投げることはできませんが、構えた瞬間に投球動作を開始しています。
バッターからすると、自分の間で打つことが難しいためどうしてもピッチャー主導になっているように見えると思います。
話は逸れましたが、クロスファイヤーは確かに武器になるということですね。
左投げの野球選手は、できるかできないかを考える前にピッチャーに挑戦してもらいたいものです!
さあ野球やろうぜ!
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