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なんだか無性に嫌な感じ

2019.06.30
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

野球の試合を観ていると、この流れはちょっとまずいぞ!と感じることが多々あります。

 

例えば、ピッチャーに対して、どんどんタイミングがあってきた場合などがそれです。

 

先日観た試合の中でも、何球もファールで粘っており、そろそろタイミングが合ってきたからまずいなあと思った矢先に打球がセンター前に飛んでいきました。

 

まずいなあと感じたのはそこで終わらず、2死なのに連打が続きあっという間に3点が入っていました。

 

結果論から言えば、このバッターに対してフォアボールでも良かったのかなと思います。

 

後からだから言えるんでしょ?

 

と突っ込まれそうですが、意外とそうとも限りません。

 

 

野球をたくさん観ていると、こんな展開になるだろうなあと思うことが少なくないからです。

 

 

 

このタイミングでタイムを入れないと流れが変わりそうとか。

 

この継投は絶妙だったとか(周りから見ると、なぜ調子の良いピッチャーをわざわざ交代するの?)

 

この試合は、この選手がキーになるなあとか。

 

いくら強豪校と言えども、泥臭く先取点を取っておかないとマズイかもとか。

 

 

 

野球の試合という物語には、ある程度のパターンが用意されているような気がします。

 

例えば、甲子園での大逆転劇などは、最初負けているチームの数名が逆転することをイメージします。

 

ヒットなどでチャンスが広がると、さらに数名のチームメイトが逆転できるかもとイメージします。

 

そして、その流れで1点ずつ得点を重ねるごとに、スタンドからも大逆転を望む空気が生まれてきます。

 

気づいたら、その球場にいるほとんどの方が大逆転をイメージしています。

 

これが、大逆転が達成させるときの流れなんじゃないかと思います。

 

大逆転を信じる小数の者が口火となり、大多数の者が大逆転を願います!

 

こんなパターンに当てはまってきた試合は、ゴマンとありますしね。

 

大きな船の底に、ほんの小さな穴が空いていたとしても、ほったらかしにすると沈没してしまいます。

 

野球の試合とは、そんなイメージなのかもしれません。

 

取るに足らないような一つのプレーが時間を経て、徐々にボディブローのように効果を示してきます。

 

だから、監督はそのサイン(兆し)を見極めて、タイムなり、ピッチャー交代なり、エンドランなりの策を講じます。

 

これがいわゆる勝負勘ってやつなのかもしれません。

 

野球を天秤のように、どちらに流れが傾いているのかと思って観てみると、ますます面白さが分かると思いますよ。

 

 

さあ野球やろうぜ!

 

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