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現状をどう考えるかが大切

2019.04.24
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

昨日は、野球のグランドがとても狭い高校さんのところに、訪問させていただきました。

 

これまでの野球人生で、グランド問題とは無縁だった僕にとっては、衝撃の光景でした。

これは、ベンチで休憩する選手ではなく、シートノックでセカンドを守る選手達なのです。

 

つまり、このグランドはダイヤモンドが使える程度の広さなのです。

 

限られたスペースで、限られた練習をする選手達。

 

一見可哀想だと思いましたが、ふと考えてみると、このダイヤモンドのみを使った練習を、他のチームよりも時間を割いてできるのではないかと思いました。

 

野球は、ダイヤモンド内(内野地域)で行うことがたくさんあります。

 

ピッチャーがキャッチャーに目がけて投げることで試合は進行していくし、内野ゴロの場合は全てどこかの塁へ送球します。

 

この他にも、送りバントの処理だったり、ゲッツーの練習だったり、バックホームの練習もできます。

 

攻撃についても、走塁練習がふんだんにできます。

 

そもそも、走塁はダイヤモンドを走る訳ですから、ダイヤモンドがあれば事足ります。

 

盗塁、牽制、送りバント、挟殺プレーの練習なんかもできます。

 

つまり、ダイヤモンドが使えることで野球の大半を賄うことができます。

 

外野を使えないデメリットももちろんありますが 笑

 

外野手の打球判断が一番大変なのかと…。

 

しかし、限られたスペースと限られた人数でも創意工夫をしていけば、一見デメリットしかないと思ったグランド環境でも、考え方一つで強みにもできます。

 

僕なら、この環境で練習メニューを考えなさいと言われたら、走塁をひたすらやると思います。

 

走塁は単に足が速ければ良いという訳ではなく、相手の心理をつく走塁やスタートの切り方をひたすらやります。

 

バッティングが満足に期待できないのであれば、内野ゴロで1点をとれるような野球をやります。

 

1・3塁の場面において、ノーヒットで1点取れるような攻撃を繰り返し練習します。

 

その前に、内野守備を徹底的に鍛えます。

 

バッテリーを徹底的に鍛えます。

 

野球は、ヒットを打たなくても1点取れるけど、1点取られないようにするのは難しいです。

 

それほど守備を普通に守るのは難しいことなので、内野手を徹底的に鍛えた方が良いのかと考えます。

 

外野手の守備は、よその球場やグランドに出かけていったときに、集中的にやるしかないと思います。

 

単なる理想論かもしれませんが、現状に嘆いているよりは、打開策を見つけて長所を伸ばす練習をした方がが良いのかなと 笑

 

 

さあ野球やろうぜ!