ブログ

Blog

こんなところにも敵が!

2019.07.02
ブログ

ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

昨日のブログに続いて、先日雨の中で行われた高校野球選手権愛知大会のことに触れてみたいと思います。

 

でも、雨の中での試合というより、今日は湿度の高い中での試合に注目してみます。

 

昨今、熱中症の危険性が叫ばれるので、猛暑や酷暑での対策はだいぶ考えられてきたと思います。

 

しかし、熱中症は室内でも起こるように、湿度の高い条件下でも発生します。

 

それは、野球の試合中でも起きます。

 

雨が降り風も少なく気温が高い時でも、プレーに支障がないうちは試合が続行されます。

 

日本特有のジメジメした暑さの中、不快指数100%でもプレーをしなければならないときもあります。

 

選手達は汗と雨でぐちょぐちょに濡れ、いつのまにか熱を発散できなくなっており、その状態でのプレーは想像以上に体力を消耗させ、本人も気づかないうちに体を酷使しています。

 

そんな湿度の高い場合は、いつも以上に水分及び塩分補給をするかたわら、着替えなども小まめにすると体温上昇を防ぐ役目を担うかと思います。

 

 

 

 

 

選手権予選のように、先に全国大会などが控えている大会は1試合でも消化したいというのが、大会運営者の考えであり、それに加え、高校野球はテンポアップが推奨されています。

 

これらが組み合わさると、いつも以上に早く試合を進めたくなるのが心情です。

 

湿度の高い中で、緊迫した試合になればなるほど、選手たちも緊張状態が続きます。

 

選手が体調不良を訴えることも、しばしばあるかと思います。

 

 

本当は、こんなに湿度が高く体力を奪われやすい時には、選手たちの体調管理を優先して、着替えをする時間(イニング間でそのような時間を設けることも必要なのかもしれません。)を設けることが、選手を守ることなのかもしれません。

 

昨年よく見られた光景の一つに、守備時間があまりにも長くなった場合は、守備側も水分補給をする姿です。

 

この光景は、選手達の体調管理に十分留意しているなあと感じます。

 

このようなことにも留意されるようになってきたので、湿度と気温が高く風もあまりない場合の試合は、3回や7回に着替えをする時間を積極的に設けてくれるといいなあと考えてしまいます。

 

それより、そのような試合になりそうなときは、着替えやタオルや体を冷やすものの用意が必要になってきますけどね 笑

 

さあ野球やろうぜ!