ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です



試合でやるのにあまり練習しないこと

よく聞く言葉の中に


練習でできないことは試合でもできない


と言うのがあります。

僕もまさしくそのとおりだなと思います。

でも野球の試合で使うのに、練習ではあまりやらないこともあります。

今日は、そんなところに注目してみたいと思います。

まず真っ先に思いつくのが

ヘッドスライディングです。

1塁ランナーの牽制での帰塁はヘッドスライディングで戻ることが多くあります。

この練習を取り入れているチームはあるかと思いますが、数多く行っているチームを僕は見たことがありません。

この練習は、２塁へ向かってスタートを切ることを主としていますので、ヘッドスライディングで1塁へ帰塁することについて細かく練習する光景をほとんど見たことがありません。

もちろん、僕自身もヘッドスライディングについて、細かく考えたことも練習をしたこともありません。

ですので、試合ではぶっつけ本番な感が否めません。

特に、試合では必死にプレイをしているので、ヘッドスライディングによる負傷も発生してしまいます。

今シーズン巨人の坂本選手のケガやひと昔前では中日立浪さんのケガが特に印象的です。

一生懸命プレイするからこそ、アウトになりたくない！という気持ちが前面的に表れ、それがケガに繋がりケースが往々にしてあります。

いずれにしましても、練習でヘッドスライディングングをやりまくってる訳では無いので普段やらないことを本番でやってしまいそれが仇となってしまっています。

野球では走塁練習が少なくなるきらいがあります。

そのことについて、着目して練習でやらないことはあまりやらないようにするとか、逆にもっとその練習を取り入れていくことをしていけば、試合中でのケガも防げるのではないかと考えます。

イチローさんは、ケガのリスクを考えヘッドスライディングをしなかったと聞きます。

そう考えると、試合に出場し続けることも選手として大切な要素になりますよね。




さあ野球やろうぜ！




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