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【850日連続ブログ更新中】戦う相手は世論?
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です
戦う相手は世論?
今日も昨日一昨日に引き続き、球数制限問題に関する話題です。
今日は、この球数制限について監督側の視点から観ていこうと思います。
試合で、一人のピッチャーが1週間に投げられる球数制限のルールが出来て困っているのは、チームの指揮官である監督も同じです。
もしかすると一番困っているのが監督なのかもしれません。
昨今、ピッチャーに投げさせ過ぎることで世論から監督が非難に晒されることがあります。
また、選手の身体を心配して投げさせなければ投げさせないで非難を浴びることもあります。
そうです。皆さんも記憶に新しいかと思いますが、夏の甲子園大会予選決勝で、エースの佐々木投手(元、大船渡高校)を登板させなかったばかりでなく、試合にも出場させなくて甲子園出場を逃した件について世論は大荒れに荒れました。
監督からしてみると、将来日本の野球界を背負って立つような人材を高校野球で壊してしまうかもしれないという恐怖と甲子園初出場という誘惑の狭間に立たされて本当に大変だったと思います。
結果として、佐々木投手の登板を避け甲子園初出場も逃しましたが、この先の佐々木投手の活躍によりこの選択が良かったと言える日が来るのかもしれません。
インターネットの出現により、情報量や伝達スピードはめまぐるしく進化を遂げました。
その影響により、これまで問題視されなかった問題も簡単に議論されるようにもなりました。
監督は、選手たちを試合に起用するばかりでなく、指導をする役目も持ち合わせています。
今の時代、世の中から監視されつつ指導者を行わなければならない現状にあります。
これまで問題にならなかったことが問題になる時代です。
指導者は、試合で戦う相手以外にも世論と戦っているのかもしれません。
でも、世論と戦うのではなく世論とともに共存していく方法をとってほしいと思う今日この頃であります。
さあ野球やろうぜ!
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