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破壊と新生
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
破壊と新生
一見すると、野球とは無縁のような言葉だと感じます。
しかし、中学の3年間又は高校の3年間で、選手がガラッと入れ替わる様をみると、この言葉が当てはまるような気がします。
草野球や社会人野球およびプロ野球に目を向けると、比較的同じメンバーが毎年野球をやっているような印象を受けます。
それでも、チーム方針や退団者などにより、チームカラーやメンバーが大きく変わることもあります。
アマチュア野球の本分が教育だとしても、チームとして試合に臨む限り、勝利を目指すことには違いが無いと思います。
せっかく、手塩にかけて育ててきた選手たちが引退することは避けられませんので、チームとしては(監督を含むスタッフとして)毎年スタートラインに戻される気分なのかもしれませんね。
これまで作り上げたチームを破壊して、再びチームとして新生させていく作業は、育成という楽しみに加えて終わりの無いゲームをやっているようにも感じます。
また、チームを作り上げていく最中にも、細やかな破壊と創造を繰り返す指導者も見受けられます。
このままでは(このような練習の取り組み方や私生活態度では)、チーム状態が悪い方向に向かってしまうようなとき、野球の練習を一切辞めてしまうことで、取り組む姿勢を改善させようとします。
荒業とも思えるこの行動こそ、今後のチームにとって大切なプロセスになることは少なくありません。
野球は、人と人とが行うスポーツです。
野球の前に人としてあれ!
と言ったことを説く指導者のことを僕は尊敬します。
先ずは、人として成長しよう!
その先に野球人としての成長があるから!
本当に寒い中、そして夏は暑い中選手とともに汗を掻き、ときには選手に対して厳しいことを言わなければならない指導者の皆様、本当にお疲れ様です。
厳しいことを言わなければ、人として成長できない場面も必ずあると思います。世間からは、理解されないことが多いかもしれませんが、それぞれの信念に基づいて指導される姿は尊敬以外のなにものでもありません。
指導者の皆様、これからも頑張ってください!
さあ野球やろうぜ!
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