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子供達にはこういうところを見習ってほしい
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
昨日は、地元社会人野球チームと地元大学生チームとのオープン戦を観てきました。
三日前には、小学生の試合を観たばかりなので、スピード感の違いにはただただ驚くばかりでした。
日本では、プロ野球を除く最高峰の野球人達の競演なので、そのプレーの精密さや力力強さは見応えがあります。
プロ野球のスカウトマン達も顔を覗かせるくらいなので、そのレベルの高さが伺えます。
しかし、彼等は技術やパワーなどばかりが優れている訳ではありません。
僕は、こういう野球こそ少年野球の子供達に見せたいと思ったのは。
ピッチャーに向かって、周りの内野手がそれぞれ声を掛けています!
投げ急ぐなよ!
ボール球を有効に使えよ!
あと二球遊べるぞ!
しっかり腕を振ってけよ!
本当に、各野手がそれぞれの言葉で、ピッチャーに声掛けをしています。
勿論、これと同様の言葉がベンチからも飛び交います。
これこそ、野球あるあるの一つである「声を出せ」のお手本だと思います。
少年の頃は、どうやって声を出して良いか分からず、
「さーいこーう!」
とばかり言ってしまいがちです 笑
もはや、声の出し方すら、野球の技術の一つではないかと思うほどです 笑
声を出す(発言する)ことは、社会に出てからも基本です。
大きな声で元気よく挨拶や、やりとりすることは好感を持たれやすく、さらに言うと自分の考えを相手に伝えるプレゼンや演説などは、重要なスキルだと言えます。
僕は、グランドの中で声を出すことは、コミュニケーション能力やプレゼン能力の練習だと考えます。
今、この場面でピッチャーを激励する最適な言葉はなんだろう。
チーム全体を鼓舞するような言葉はなんだろう。
この場面で、何に注意を向けさせればこの状況を打破しやすいのか。
など、いろんなことを考えて声を出すから凄い練習になっているかと思います。
もしかして、声を出すことは、野球の中で一番難しいことなのかもしれませんね。
別に野球の上手い下手に関係なく、声を出せばいいだけなんですけどね 笑
さあ野球やろうぜ!