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初球からいけるヤツ
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
初球からいけるヤツを観ると、気持ちが現れているなあと感じます。
昨日に観た少年野球でもその光景を目にしました。
それもそのバッターは4番!
チャンスの場面で、初球から強振!
生憎のファール!
続く2球目も強振!
続いてファール!
そして3球目も強振!
結果は三振。
しかし、このバッターの強い気持ちが見受けられ、観ている方としては実に清々しい
光景に写りました。
何故、初球から打っていった方が良いかと言うと、単純にヒットの確率が上がるからです!
以下は、2014年プロ野球の全打席をまとめたデータです。このデーターは、プロ野球だけの話ではなく、少年野球から社会人野球までこんな感じだと考える一つの目安だと考えます。
こちらをクリック
この図からストライク数が増えるほど打率が下がり、ボール数が増えるほど打率が上がる傾向がはっきりと見て取れます。
いわゆる
打者有利のカウントで打つ方が打率が高くなります!
【図1】
多少、上記のデータと図1の表は異なりますが、やはり打者の有利なカウントの方が打率は残せます。
野球の試合の中では、初球から打ちにいってはダメなケースなども存在します。
監督が、エンドランや送りバントなどのサインも出したいケースありますので、臨機応変な対応が求められますが、ここは初球からいってもよいケースもあります。
今どんな状況なんだと、認識することが大切になってきますけどね。
野球は、だいたい3割を打てば優秀だと言われます!
3回に1度だけヒットを打てば良い訳ですので、いかにバッティングが難しいかが伺えると思います。
初球からスイングして凡退したらどうしよう?
こんな心理が働くことは分かりますが、まだ見ぬ未来を悲観してしまうのもどうかと思います。
バットを振る振らないは、自分の意志です!
自分を信じ思いきってバットを振ることで、ヒットどころか人生さえも切り開いていける、そんな勇気を手に入れられることでしょうね。」
さあ野球やろうぜ!
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出展 アイキャッチ画像 著書「考える配球」 永井浩二(常葉大学浜松キャンパス硬式野球部監督)