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たかがP革されどP革
2019.01.31
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
P革
最近の野球界には、細々と生存しているデバイスかもしれません。
最近のスパイクは、靴底部分に金具埋め込み型が主流となってきてます。ですので、スパイク本体が傷む前に金具の歯が消耗しきってしまうため、交換を余儀なくされる流れとなっています。
でも、オーダースパイクなどは靴底が取り替え歯(金具)式のものもありますので、そこでP革が必要になってきます。
プロ野球選手は、一年で何足も履き替えるためP革を付ける選手は投手以外ほとんどいませんが、アマチュア野球ではそうは言ってられませんので、P革はスパイク保護のため貴重なデバイスになります。
ちなみに、イチロー選手はスパイクが経費になるため、2、3試合で一足くらいのペースで履き替えるそうです。
そのP革を付けるのもスポーツ店の大きな仕事の一つです。
僕は、まだまだ修行中の身でありますので、一足P革を付けるのにやたらと時間がかかります 笑
上の道具を使い、下のP革をスパイクに釘で打って固定します。
この辺りに釘を打つのは簡単なんですが
青丸で囲んである辺りを打つのは、D難度であります 笑
社長やこの道のプロの方には笑われてしまいますけど、まだまだ一足を完成させるのには時間を要してしまいます。
この作業ができるようにならないと、次の段階である
縫いP
グラブの縫製作業
といったミシンを使った作業に進めません。
まだまだレベル2くらいな僕は、早くミシンを使えられるようになりたいと
思っています 笑
あ~憧れのミシン♪
さあ野球やろうぜ!
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